整体師かねこの日記 | 北名古屋市のかねこ自然療法院

整体師かねこの日記のご解説ぺージです。

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整体師かねこの日記

捻挫(2014/10/12)後遺症なら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

こんなこともあるんだという一例。

60歳代の女性のお客様。
趣味でバレエ(踊る方です)をやっていらっしゃって、二日後に発表会という時に、練習中に足を捻挫してしまったそうです。
翌日、痛みがひどくなっていて、歩くのもままならない状態だったので、すぐに整形外科で検査をしましたが、とりあえず骨には異常がないとのこと。

その後、何とかならないか?と私のところにいらっしゃいました。

私もどこまでできるか自信はなかったのですが、とりあえず骨格の調整をして、この方の回復力に賭けてみようと思いました。

この方、度々私のところへいらっしゃるのですが、少し変わっている。
私の施術はほとんど刺激を与えませんが、身体の中ではいろいろと変化がでている。ほとんどの方はその変化を感じ取ることができません。

けれど、この方はとても敏感な方で毎回身体の変化を実況中継してくださる。

今回も基本的に捻挫をした足首と足の甲の骨格の調整をしていただけ(ほとんど触っているだけです)なんですが、変化を説明してくださいました。

最初は、足の甲が痛みだし、徐々に足首、脛、大腿、股関節と痛みが移動していったそうです。

痛みというのは、実は悪いことではなく、身体がそこを修復しているサインです。
お客さんには痛みが移動したり、なくなったりしたら教えてくださいね!とお伝えして、少しずつ触る位置を変えていきました。

一通り痛みが治まり、立っていただくと、施術前に比べてかなり歩きやすくなったそうです。

身体が治りやすい状態になったところで、一日安静にしていただき回復するのを期待し、お帰りいただきました。

そして、発表会の晩、その方からメールをいただきました。

「こんばんは!お陰様で2曲踊れました!痛みもどんどん減っています。ありがとうございました。感謝‼」

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封印(2014/10/08)腰痛なら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

初めていらっしゃった女性のお客様。
背中や首が痛むことがあるとのこと。

施術開始からしばらくして、うっすら涙を浮かべていらっしゃるのが分かる。
この方も、ここに話しをしに来たんだなぁと思い、いろいろとお話しをすることにした。

ご本人も何で泣けてくるかわからない。
ですから、私が気になることを聞いてみた。

すると、お子さんがとても感受性が強く、いろいろなことを怖がることについて、心配だとおっしゃる。
ということは、この方もそうだという可能性があるので、

「あなたはどうなんですか?」と聞いてみた。

ここから、ご本人のご両親やご兄弟についての悩みとかがどんどん出てきた。
幼いころの境遇、ご両親と自分を含めた兄弟との関係で、兄弟全員がどこかナイーブで不安定になってしまったとおっしゃっていた。

このあたりに溜めてしまっているストレスの原因の入り口がありそうです。

大抵、ここまで来れば、自分と向き合う方向に行くのですが、この方は何故だかここから進む感じがしない。

ここからは、私の推測。

このような状況だと、ご両親に怒りを感じている方が多い。
私たちがこんな風になってしまったのは、両親の育て方のせいだ!と。

この怒りを感じている方は、怒りの原因は両親でなく、自分の中のエゴにあるんだということを説明すれば、だんだんその怒りはとけてくる。

ですが、この方の場合、ご両親へそういう想いをもってはいけないと無意識に閉じ込めてしまっているので、その怒りに気が付かない。自分でもどうしてこんなにモヤモヤしているのかわからない。

ですから、一度ココロに閉じ込めてしまった怒りを感じないとどうしようもない。

怒りを感じることがいけないことではない。
ということを、ご説明させていただきましたが、どうやら腑に落ちない感じでした。

また来ていただける機会があれば、私も焦らず、ゆっくり説明していきたいと思います。

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あせらなくていい(2014/10/06)偏頭痛なら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

あせらなくていいよ・・・。

四か月ほど日記を書かない時期があった。
どうも書く気がしなかった。だから書かなかった。

書いていない時期にお客さんや私の日記をチェックしていただいている方に、
「最近書いてないねぇ。」
と言われても、「いや書く気がしなくてね!」
で済ませてきた。

この日記を書く理由の一つにHPの検索順位を上げる為、という側面もある。
だから、「書かなきゃ・・・」と思う自分もいた。

書きたくない理由は何となくわかっていた。

私が伝えたいのは、ただ「自分を観ること」だけです。
だから、毎回毎回同じことを書いている自分に飽きた?から。

もう一つは、同じようなことを発信している方は、私以外にも沢山いらっしゃいますし、私なんかより適切に表現されている。だったら、私が書く必要性を感じなかった。

要するに、、、自分に自信がなかったんだよねぇ。

その間、「自分を観る」をやり続けた。足りてたか、足りてなったかはわかりません。
そう思う自分もひっくるめて、「自分を観る」を続けた。

そしたら、必要な人に出会い、必要な経験をして、自分の中の不安が少しスッキリした感じがしはじめた。

そしたら、また日記を書こうという想いが湧いてきた。
書いてみたら、すらすら書けた。

こういう経験をすると、

「あせらなくていいよ・・・」

と伝えたくなる。

今すぐに結果を出さなくたって、

そのうち、スムーズに流れるようになるんだから。

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愛を受け取る(2014/10/03)肩こりなら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

4歳と1歳のお子さんをお持ちの女性がお母さんに連れらえて来院されました。

症状は、出産後、ひどく肩が凝るようになり、時には吐き気がする場合もあるとのこと。
今日は、そんなに症状は酷くないけど、首を横のたおすと両方とも突っ張って痛い。

私の施術は、もくもくと身体を調整していく場合と、お客さんとお話しをしながらのケースがある。
この方の場合、話しをしながらの方が効果的だと感じたので、話しかけてみた。

「悩みやストレスを感じることはないですか?」の問いかけに対して、
「いや、特にありません。」

大半の方はこう答えます。が、人にストレスがないわけがありません。この方が気づいていないだけ。
雑談をしながら、この方がしゃべった内容でポイントになるところを掘り下げて行った。

すると、この方の旦那さんのお子さんに接する内容が気になると言い始めました。

「私は、子供たちにいろんな経験をして欲しい。だから、主人には、子供といっぱい遊んで欲しいんです。でも、主人はおもちゃを買ってくるとかなんです。それはそれで、主人は子供のことを思ってはいると思うんですけど・・・」

と言いながら、涙を流し始めました。

私が、「何で泣けてきたかわかりますか?」と問いかけても、「わかりません」と言う。
辛抱強く、何度も問いかけて、自分を観てもらいました。

しばらくすると、彼女の中で何かがみえたようです。

「子供にもっともっと愛を感じて欲し。だから、おもちゃとかじゃなくて、いっぱいいっぱい一緒に遊んで接して欲しい。」

ここから少し、私なりの解説をしてみました。

恐らくご主人はご主人なりに、愛情をいっぱい注いでいるのでしょう。
ただ、それを見ていて彼女は足りないと感じている。そう、足りないと感じているの彼女の価値観なんです。

そう思うということは、自分自身もお子さんに対して愛が足りないかも・・・と不安に思っているはず。

そして、もっと掘り下げて行くと、彼女自身が愛を受け取れていないと感じているということ。
自分には愛を受け取る資格なんてない・・・と無意識に感じているんです。

だから、まず自分のその無意識の自己否定、不安に気付いて、手放していく。

愛は与えるものではなく、受け取るものだと思います。
愛はいっぱいあふれている、ただそれに気付かず自分が受け取らないだけ。

お母さんが愛をいっぱい受け取れば、お子さんも自然に愛情を受け取ってくれるはずです。

と、こんな感じでご説明させていただきました。

施術後、首の痛みはきれいになくなっていました。

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般若心経(2014/10/01)ぎっくり腰なら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

姉貴から私が昔貸した本が返ってきた。

小林正観さんの「釈迦の教えは『感謝』だった」という本です。
当時大変参考になった記憶があります。
この本は、般若心経について解説することがメインのテーマになっています。

一般的に般若心経はとても難解なものだという認識がありますが、正観さんはとても簡単だと言っています。

般若心経の有名な箇所は

「色即是空 空即是色」

だと思います。

色とは、「肉体、物体のすべて、現象」ということ。
空とは、存在はするが、特別な性格づけがされているわけではない。

ようするに、すべての現象には、もともと特別な性格付けはされていないよと、伝えたいだけなんだそうです。

では、この世の現象に意味づけしているのは何か?
それが我々の中にある

価値観・トラウマ・執着などのエゴなんです。

苦しみ、悩みの原因は現象にあるのではなく、自分自身の中にある価値観なんだということ。

今の私の考え方のベースになっているかもしれません。

気になった方は是非読んでみてください。

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トラウマ(2014/09/20)寝違えなら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

ストレスの原因は、自分のエゴ、価値観にある。

誰かに何かを言われて腹が立ったり、傷ついたりしたとき、我々はその言葉を発した人が悪い(原因)だと思い、その人を責めます。

例えば、「太っているね」と指摘されて、腹が立ったり、傷ついたのなら、それは自分自身がそう思っているからです。
誰かに何か言われる前から、

「この太った身体は醜い」「恥ずかしい」

と自分自身を責めているのです。自分自身を傷つけている。無意識に。

そうでなければ、「太っているね」と言われても感情はわかない。

ここまで理解されている方は最近とても多い。
でも、こと「トラウマ」という表現になると途端に他人や環境のせいにしてしまう。

例えば、幼いころに両親からとても厳しく育てられたことが「トラウマ」になってしまって、
我が子にも同じことをしてしまう。

そして、その「トラウマ」をつくった原因は両親にあるんだ!といった感じ。

トラウマの原因も元々自分にあるエゴ(自己否定)が原因です。

「トラウマ」の言葉の持つイメージに惑わされず、自分を観ていくと少しずつ楽になって行きますよ!

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太陽でいなさい(2014/05/29)肩こりなら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

三人のお子さんがいる30歳代の主婦の方が来院した。

慢性的な腰痛に加え、二、三日前から足首が痛むとのこと。

この方は久しぶりですが、3回目の来院。
ですから、ストレスを溜めやすい性格なのは分かっている。

ですから、施術開始と同時に最近気になる事(ストレスに感じること)を伺った。

私のことを少なからず信頼し始めていらっしゃるので、最初から涙を浮かべながら訴えてきました。
どうやら実の母親とのやり取りで感情が爆発してしまうらしい。

ご自身が辛いことがあり、母親に相談すると、

「そんなに暗い顔をしていてはダメ!」
「母親は子供にとっていつも太陽でいないといけないのよ!」

こんなようなことを言われたらしい。

もう腹が立ってしょうがない。

「お母さんは私のこと好きじゃないの?少しくらい愚痴を言わせてくれてもいいじゃない!」

ここから私は彼女にアドバイスをしはじめました。

まず、一点目。
お母さんがなんと言おうと、あなたはどんな状態でも、お子さんにとって太陽なんだということ。
あなたが、怒っていても、泣いていても、ちゃんとお子さんにとって太陽であるということ。
本当の太陽も、曇っていたり、雨が降っていればその輝きは見えない。
でも、太陽自身の輝きがなくなってしまっているわけじゃない。
雲の後ろにはいつも太陽は輝いている。

あなたが怒っていても、泣いていても、心の中心の輝きがなくなっているわけじゃない。
だから、悩んだり、怒ったり、泣いたりしている自分を責める必要はない。
あなた自身の輝きがなくなっているわけじゃないんだから。

そして、二点目。
これは、いつも通り、ココロの話し。
お母さんに言われて腹が立ったのは、自分自身がそう思っているから。
自分に自信がないから。
お母さんのその言葉は、それに気づかせてくれているだけ。

問題はお母さんじゃなくて、自分の中にある価値観やエゴなんだということ。
彼女自身がそれが不安だから、お母さんに指摘されると、腹が立つんです。

一通り、お話しをすると、彼女は涙を浮かべながら、落ち着いた様子になりました。

施術をはじめたばかりの時は、お母さんに言われたことを思い出すと、無性に腹が立ったのに、
今は、そのセリフを思い出しても腹が立たないそうです。

お母さんから、「太陽でいなさい」と言われた現実は何も変わっていないのに・・・。

施術終了後、腰も足首の痛みもなくなっていました。

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今を生きる(2014/05/26)腰痛なら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

「自分を許す」

とか、

「自分を愛しなさい」

とかって、

「許そう」「愛そう」
とした時点で、

「許してない自分」や「愛していない自分」を
責めていることになるんじゃないかな?

自分を責めていると身体は硬くなる、緊張する。

そうなっている自分に気が付いたら、一瞬だけ思考を停止してあげる。

それができたら、身体の緊張は緩みます。

で、それが出来たということは、「今この瞬間」は、

自分を許して、愛したということなんじゃないか?

「今を生きる」ってこういうことなんじゃないかな?

「今を生きる」の繋がりが未来なんじゃないかな?

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インナーゲーム(2014/05/09)テニス肘なら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

最近、「インナーゲーム」という本を買った。
お客さんでテニス好きな方が読んで面白かったとおっしゃっていたから。

この本、テニスの本なんだけど、技術的な内容じゃない。
題名通り、内側の試合・・・自分の内面とテニスの関係が書いてある。

我々は歩き方を誰かに教えてもらったわけじゃない。
そして、大抵の場合は、歩いている時にどう足を動かすか?どう手を動かすかを考えているわけじゃない。

著者は、もう一人自分の中に身体を動かしてくれている自分がいると表現している。
テニスをしている時にも、この内側の自分が身体を動かしてくれている。
そして内側の自分は適切な身体の動かし方を知っていると書いている。
そして、その内側の自分を信頼して任せてしまえば、身体はその時々に適切に動いてくれる。

上手くいかない時は、
「いいショットを決めたい!」
「負けたくない!」
など、エゴが働いている時だと言っている。

私も、ミスをした時に心の中でつぶやいている。
「へたくそだな!」「何でうまくならないんだ!」「何が悪いんだ!」

そうつぶやいている・・・内側の自分に・・・。

著者はこう書いている。
誰かにずっとダメ出しされてたら、緊張して動けなくなったり、嫌になったりしないか?
あなたは、自分に対してそれと同じことを毎回しているんだ。
そんなことを言われ続けて身体(内側の自分)が言う事をきくと思うか?

まさしく、私が日頃生活の中で気を付けていることが書いてある。

ただ、テニスをやっている時だけは、考えないようにしていた。
感情をそのまま爆発させていた。

テニスをしていて、やたらといろんなところが故障する。
そりゃ、これだけ自分にダメ出ししてたら、身体が緊張して怪我もするよ・・・。

これから、テニスを通して何かがみえてきそう。ちょっと、楽しみ。

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踵が痛い(2014/05/04)ぎっくり腰なら北名古屋市の整体(かねこ自然療法院)へ

昨日、中学の同窓会に出席しました。

会場の同級生がやっているラーメン店に入るとすぐに友達の一人が声をかけてきた。
話しを聞いてみると、数日前から両足の踵が痛くて、歩くのも辛いらしい。
本人曰く、ランニングのやり過ぎだとのこと。毎日15キロぐらい走っているそうだ。

そうれじゃあ、どこまでできるかわからないけど、酔う前にちょっと診てみようということになった。

症状を確認して、まず身体を全体的に緩めるために背中に手をあてて数分。
ちょっとこれで症状に変化があるか確認するために立ってもらった。

「うそ!!痛くないじゃん!!」

「うそ!!本当に???」
思わず私も疑ってしまいました。

結局、これだけで治ってしまいました。踵は一切さわらずに・・・。
全てのお客さんがこんなに簡単に治れば苦労しないんですけど、たまにこういうケースがあるんです。

本人からどういうことなのか質問されたので、こう答えた。

「こんなに簡単に治ってしまうということは、ストレスからの影響がほとんどだったということ。だからランニングはあまり関係ないと思うよ。」

乗り掛かった舟なので、本人に最近何かストレスを感じることがなかったか聞いてみた。
いろいろな出来事の話のなかで、私が気になったのは部署が変わったという話し。

彼はさらっと話していたけど、私は聞いてみた。
「その異動って、自分では納得してないんじゃない?」
すると実はそうなんだと打ち明けてくれた。

以前いた部署の上司と関係が良くなく、それで異動させられたらしい。

彼の仕事は体力がいる仕事で、身体を鍛えるためにランニングをしているらしいのだが、その異動に対してのイライラや焦りをためたまま走っていたので、踵がそれを教えてくれたんだろう。

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