整体師かねこの日記 | 北名古屋市のかねこ自然療法院

20歳代の男性のお客様が腰痛で来院されました。
ご家族のご紹介です。

腰痛で会社を休んだというので、相当ひどい腰痛かと思いましたがそこまでの腰痛ではない。
何か悩み事があるのかな？と思い聞いてみると、

会社で残業が強要される等が理由で転職を考えているんだとか。

ざっくりストレスの原因は現象にないということ。
本当の原因は潜在的な自己否定（エゴ・価値観）であることを説明しました。

「あなたにも潜在的な自己否定があるんだよ。」
と説明すると、

『笑った』んです。

すぐさま問いかけました。

「今の説明でなにか笑える要素あった？」

彼は黙ってしまいました。
当然私がばかにされたと思って、怒って質問したわけではありません。
彼自身何で自分が笑ったのかわかってないんです。

この笑いは、ごまかしなんです。
潜在的に自分のエゴが気づかれたくないから笑ってごまかそうとしたんです。
あくまでも無意識です。

これは私もやっていたのでよくわかります。

本当に笑いたいときは大いに笑って結構！
でも、ごまかしの「笑い」は気付いてあげる必要があるんです。

このあと、彼の潜在意識にどんな感情があるのか施術しながら説明しました。
彼は目に涙を浮かべていました。
この涙は悲しみの涙というより、

内側に隠し持っていた感情が沸き上がったって感じです。
またはその感情が、「あぁやっと気づいてくれた」と
言っているような感じ。

転職についても私なりのアドバイスをして、
彼なりに納得されたようです。

何か嫌なことがあると「ついてない」と捉えがち。

我々は何のために人間として生まれてきたか？

幸せになるため。
幸せとは、感じること。
幸せは我々が真我を思い出すこと。
真我を思い出すためには、エゴ（価値観）の縛りを解く必要がある。
エゴを解くためには、我々がそのエゴに気付く必要がある。
エゴに気付くためには感情が湧く必要がある。
感情が湧くためには、「現象」が必要。

この「現象」を我々は「ついてない」と捉えているんです。

はたして本当についてないんだろうか？
ひょっとして、神様からの贈り物なんじゃないだろうか？

誰かに自分のことを「分かってほしい」と思う。

自分が自分のありのままを受け入れて、許していたら。
誰かに「分かってほしい」と思うだろうか。

分かってほしいのは、自分が自分のことを分かってほしいから。

自分の中に自己否定や劣等感があることを見つけて、

「ずっとダメ出しし続けてこめんね。」
「どんな自分も大好きだよ」
「よくここまできたね」
「どんな経験も無駄なことはなかったよ」

やさしく何度も自分に声を掛け続けるんです。

50歳代の女性のお客様。
肩こりがひどいという。

全身を緩める施術をし、特に肩・首まわりを緩めていきました。

施術の途中で、「何かから身を守っていませんか？」と何気なく問いかけたんですが、
その時はお客様は無言でした。

施術が終了し状態を確認したところ、かなり凝りがなくなっているとのこと。

身体に変化があったからだと思うのですが、施術後お客様が

「実は職場で同僚から責められないように自分を守っているんです。」
と告白されました。

ココロと身体はおおむね一致するんです。
何かから守るために、ファイティングポーズをとって身体を固くしているんです。
そりゃ肩もこりますよ。

お客様との会話。

仕事中に自分が作業しているときに、となりでしゃべっている（暇そうにしている）
人を見ると腹が立つ。

「自分ばっかりなんで忙しく仕事しなきゃいけないの！」と感じるらしい。

損得の感情があるが一つ。
この方自分を被害者だと感じているんですよね。
でも、この世に被害者はいないんです。
自分が被害者だとしたら、唯一の加害者は自分です。

潜在的に「自分には価値がない」「自分はダメなんだ」と自分を傷つけ続けているんです。
もし、自分には価値がないという意識がなければ、損得勘定も湧かないし、
いじめられてるとも感じようがない。

それを癒すためには潜在的に自分を責めていることに気付く必要があるので、
「自分ばっかり」と感じられる現象が起こるんです。

お客様とトラウマについての会話になりました。

ストレスの原因は自分の価値観（エゴ）にある。

これを分かっていても「トラウマ」になると突然その原因が自分の外になってしまう。

例えば自分がまだ幼いころに受けた体罰がトラウマになっているとしたら、
当然その原因は「体罰を受けたから」と感じます。
そのように感じるのは仕方ないことだと思います。

もしも、そのトラウマが原因で自分のことを好きになれないとします。

体罰を受けた子が全員自分のことを好きになれない大人になるでしょうか？
おそらく違うと思います。中にはそんなこと関係なく自分を愛せる人もいるでしょう。

私はこう捉えます。
生まれた時から、「自分のことを許せない」というエゴを持って生まれてきた。
そして、「自分のことを許せない」というエゴに気付くためには、
体罰が必要だった。（決して体罰を肯定しているのではありません）

それが理解できる年齢になったら、そのトラウマを利用して自分を解放する。
そんな意味合いもあるんじゃないか？

これには賛否があると思います。

ただ、私はこう理解して実践しています。

ストレスを放置すると疲労になります。
疲労を放置すると「凝り、張り、痛み」になります。
「凝り、張り、痛み」を放置すると「内臓の故障」になります。
「内臓の故障」を放置すると「死」を迎えます。

ストレスの原因は、自分のエゴ（価値観）です。

それを知らせようと感情が動きます。
それでも気付かないと上の順番でお知らせが続きます。

どこで気が付くかは各々の自由です。
決して「罰」ではありません。
むしろ「愛」なのかもしれません。

世の中でいろんなことが起こります。
戦争や災害

現象は私のココロの現れ。そう考えてます。

だから、戦争のどっちが善でどっちが悪かに振り回されないようにする。

私の中に、善と悪を裁く意識があるからこの戦争が起こっている。
その意識は、ココロの奥底で私自身を裁いている。
それに気づいていくためにこの戦争が起こっていると捉える。

または私の中に恐怖心があるから、それに気付くために。

私には何もできない。

でも、私自身がこれを機会にして自分と向き合っていけば、
何かが変わっていくはず。

「幸せ」って、もうここにあるんだろうなぁ。

私もまだ「こうなったら」「ああなったら」って思ってます。

昔はこの自分をダメだ！悟れてないって責めてました。

まだ、自分を責めてます。

でも、そんな自分も許そうと思います。

ただただそっちのほうへ歩いていきます。

新型コロナワクチン。
5歳まで年齢が引き下げられた。

10歳代では新型コロナウィルスで亡くなった方もほとんどいないし、
重症化リスクも低い。

逆に10歳代のワクチンによる副作用は新型コロナウィルスにかかった
時より人数が多い。このことはマスコミではあまり報道されない。

ワクチンを打っても感染自体は抑えられない。

なのに何で5歳まで年齢を引き下げるのか？

いろんなことを鵜呑みにしてはダメだよなぁ。

何が正しいかはわからないけど、自分で考える習慣はつけておくといいよなぁ。